退職祝いのメッセージの書き方

退職

退職祝いというのは、長年の勤労をねぎらうだけでなく、お世話になったという感謝も必要です。

プレゼントと共に、メッセージを添えると気持ちが伝わりますが、いざ文章を書こうとすると難しいものです。

「長い間お疲れ様でした」という文章は一般的ですが、具体的な内容が分かりにくいです。

そこで、具体的なエピソードを盛り込んだ内容にすると、自分にしか書けない文章になるでしょう。

文章の具体例

例えば、

「あなたと一緒に働いてきた10年の間に、たくさんのことを学びました。いつもお客さんの立場でいるようにというあなたの言葉は、今も行動に指針になっています」

と具体例を入れることで分かりやすく、感謝も伝わります。

「焼き鳥屋で相談にのって頂いたことは昨日のことのように覚えています」

という文章でもいいでしょう。具体例を書いて、今までの働きぶりをねぎらったら、今度は感謝の気持ちを伝えます。

「これまでのご指導ありがとうございました。これからは、第2の青春を謳歌してください」

というような文章が一般的です。

気を付けるべき言葉遣い

手紙

「退職するのが残念で、寂しいです」と書きたくなってしまう人もいるでしょうが、退職祝いのメッセージとしては良くありません。マイナスの意味を持つ言葉は避けるようにしましょう。

「ご苦労様でした」という文章もよく使われますが、目上の人に対して使う言葉ではありません。

「お疲れ様でした」や「お世話になりました」という言葉に置き換えるようにします。

大学の教官などは、退職ではなく退官という言葉を使用する職業もあるので注意が必要です。

また、「ゆっくり過ごしてください」という言葉は、決して悪気があって言っているわけではなくても、受け取り方によっては気分を害してしまうかもしれません。

退職したからといって、誰もが隠居生活に入るわけではないからです。再就職する人もいれば、趣味に忙しくするという人もいるでしょう。

退職後の様子が分からない場合には避けるようにした方が無難です。

忌み言葉

悪い

そして、日本には良くないことを連想する忌み言葉というのがあります。

枯れる、曲がるといった言葉はもちろんですが、死や病気を連想させる「四」「九」なども使わないのが基本です。

退職と言っても、まだまだ若い世代が多いので、老いを連想させるような言葉も慎みましょう。

「元気で定年を迎えられたことを、お慶び申し上げます」というのは非常に前向きな文章で、これからを連想させます。

日頃の感謝を伝えるというのは、非常に難しいことです。ただありがとうと書くのではなく、自分にしか書けない文章を書くと、もらった人は喜ぶでしょう。

せっかくのメッセージですから、秘密を暴露するような内容ではなく、もらった人がいい気持ちになれるようなメッセージを書くことが大切です。

書いていて分からなくなってしまったら、目上の人に聞いて失礼がないかを確認してもらうのもいい方法です。

親しい間柄なら、少しくだけた文章も可能ですが、丁寧語で書くようにします。

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